【ニューヨーク市】市警職員の11%にあたる4,122人が、病休を届け出。

(2020年03月28日)

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新型コロナウイルスの感染が急増する
米ニューヨーク市の警察は27日、
市警に勤める警官や職員の総数のうち
少なくとも11%に相当する4122人が
同日、病休を届け出たと報告した。

CNNの取材に応じた市警幹部によると、
感染の陽性反応を示した警官らは
27日朝時点で計512人で
26日夕からは161人増となった。

442人が制服組で、
その他の職員が70人。

感染し死亡した市警職員も出ている。

市警は今週、
新型肺炎の特性を踏まえ、
病気で欠勤する警官らは今後も増える
と予想する声明を発表。

ただ、
市内の治安維持に当たる市警の
能力への影響は
最小限にとどまっている
とも強調していた。

感染拡大を受け市警は
警官らに
手袋、マスク、アルコール性の消毒ティッシュや
洗浄液などを配給する対策を実施。

市警のダーモット・シーア本部長は
警官らに宛てた書簡で、
病気になった場合、
在宅に努め
ウイルスから身を守ることを促した。

感染急増を受け
ニューヨーク州内では
他人との接触を
出来るだけ避ける対応を
住民に要請しており、
警官らも
車両や徒歩で巡回し
この措置の徹底を図っている。

米国内で発生した感染者は
27日朝の時点で
少なくとも9万710人で、
死亡者は1347人。

このうちニューヨーク州では
4万4635人と
519人となっており、
大半がニューヨーク市に集中している。

一方、
ニューヨーク市の消防当局は27日、
陽性反応を示した消防士らは
少なくとも206人に達したと発表した。

前日の131人から増加した。

消防士の他、
救急救命要員らも含まれている。

https://www.cnn.co.jp/usa/35151518.html?ref=rss

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