【エチオピア】中国からの支援物資が到着。(テドロス事務局長の母国)
(2020年03月28日)10時間の飛行を経て、
中国の防疫物資を満載した
エチオピア航空の貨物チャーター機が
22日午前、
エチオピアの首都
アディスアベバ国際空港に到着した。
この防疫物資は
馬雲公益基金会と
アリババ公益基金会が
アフリカに寄贈した医療物資の一部で、
アフリカ54カ国の新型コロナウイルス対策を
支援するために使用される。
今回到着したのは
540万枚のマスク、
108万セットの検査キット、
4万着の防護服、
6万個のフェイスガードで、
アフリカの54カ国に均等に分配される。
防疫物資の包装には
南アフリカの故マンデラ大統領の
有名な言葉が記されていて、
中国語の訳文として使用されたのは
中国のことわざ「人心斉、泰山移」
(人々の心が一つになれば、
泰山を移すことさえできる)
だった。
エチオピア保健相は空港で、
これらの物資は
エチオピアとアフリカの新型肺炎対策にとって
重大な意義を持っているとし、
中国のすべての努力は称賛に値するとたたえ、
今後も中国政府と緊密に協力し、
中国の肺炎対策の経験を学んでいくと表明した。
エチオピアのアビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相は
15日、声明を発表し、
中国が援助物資を寄贈してくれたことに感謝した。
首相は国連世界食糧計画(WFP)、
アフリカ疾病予防対策センターと協力して
援助物資を関係国に届けることになっている。
馬雲公益基金会の説明によると、
馬雲公益基金会と
アリババ公益基金会は
援助物資を寄贈するほか、
アフリカ各国の医療機関と協力し、
新型肺炎臨床治療に関する
ネット養成資料を提供する。
アフリカ疾病予防対策センターの
21日の発表によると、
同日までに
アフリカ40カ国で確認された
新型肺炎感染者は1114人で、
28人が死亡した。
- このできごとのURL:
コメント