【明石市】予定通り、明日から学校を再開すると宣言。

(2020年04月06日)

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兵庫県が県立学校の休校延長を決め、
国が緊急事態宣言の発令準備を進める中、

明石市内では
7日から順次、
小中高校や幼稚園の新学期が始まる。

泉房穂市長は6日に開いた会見で、
同市で確認された感染事例を踏まえ、

「市内で感染した可能性は低く、
臨時休校するとの判断には至らない」


従来の再開方針を変えない意向を明らかにした。

保護者からは

「本当に学校を再開しても大丈夫か」

と不安視する声も上がる。

泉市長は

「保護者から
不安の声が多いのは
認識している」

とした上で

「3月16日に
学校を再開して以降、
学校現場で
感染や支障などは出ていない」

と強調。

緊急事態宣言が出ても

「市内の感染状況が変わらなければ
現状のまま」

とした。

市教育委員会は、
保護者が感染を心配して休ませた場合などは、
欠席扱いにはしないとの処置も決定。

自宅待機者には
各家庭のパソコンなどで活用できる
プリント学習などを検討する。

学校では、

狭い教室での合唱は避ける
▽体育で接触する競技を避ける
▽生徒が共同で使う教材を消毒

-などの対策を徹底する。

始業式は原則、
体育館に子どもを集めず、
テレビや放送などを通じて
各教室で実施。

8日の入学式は
来賓を招かず、
児童生徒1人につき
出席者を2人に限る。

学校現場では、
新学期と感染防止対策の準備が進む。

林小学校(明石市林崎1)では、
教職員が教室の机を離して並べ直し、
児童が触れるトイレのドアノブや
階段の手すりなどを消毒。

新しい教科書も運び込んだ。

金井有一郎教頭は

「手洗いや換気など
できる対策を尽くし、
子どもと学校生活を守りたい」

と話す。

他方、保護者からは不安の声も。

小中学生など
3人の子を持つ
市内の自営業男性(48)は

「本当に大丈夫なのか
という不安は消えない。

各家庭の事情もあるだろうが、
子どもにとっては
すべて休校とする方が
安全ではないか」

と話す。

https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/202004/0013251794.shtml

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