【ベラルーシ】ルカシェンコ大統領「ウォッカとサウナでコロナを撃退!」

(2020年04月02日)

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新型コロナウイルス感染拡大で
世界各国が国境封鎖や行動制限に乗り出すなか、
旧ソ連構成国のベラルーシでは通常の生活が続き、
ルカシェンコ大統領は

「ホッケーとウオツカ、サウナ」
が一番の薬だと主張している。

ベラルーシでは
レストランや公園、バーが閉鎖されることもなく、
スポーツの試合には多くの観客が集まる。

欧州サッカー界で
プロリーグの試合が
軒並み中止に追い込まれるなかで、
同国のプレミアリーグだけは継続中だ。

ルカシェンコ氏自身も
公の場に堂々と登場し、
28日には
アイスホッケーの試合に出場。

国営テレビのインタビューで

「ひざまずいて生きるより
立ったまま死ぬほうがいい」

と言い放ち、

「スポーツは最高。

特に氷は
実に効き目のある抗ウイルス剤だ」

と説いた。

国内でこれまでに報告された感染者は94人、
死者はゼロ。

この数字を疑問視し、
今年予定されている大統領選を前に
当局が事実をごまかしているとみる声もある。

ルカシェンコ氏は
さらに専門家から聞いた話として、

「新型ウイルスは高温が苦手で
摂氏60度になると死ぬ」

と語り、
国民にサウナを推奨。

その後は
消毒剤代わりに
ウオツカを飲めばいい
などと話している。

高温で新型ウイルス感染を防げるのかどうか、
はっきりした証拠はない
というのが専門家の見解だ。

隣接するロシア、ウクライナ、ポーランド、リトアニア、ラトビアは
全て国境封鎖に踏み切ったが、
ベラルーシはこれまで、
入国者に2週間の隔離を命じたのみ。

ルカシェンコ氏は
あくまで経済重視との立場から、
トランプ米大統領が少し前、

「ウイルス自体よりも
失業による死者がはるかに多くなる」

と懸念した発言に
共感を示している。

https://www.cnn.co.jp/world/35151709.html

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