【アメリカ】トランプ大統領「もし中国が支援を受け入れていたら、兆候が分かったはずだ。」

(2020年03月22日)

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アメリカでは
新型コロナウイルスの感染者が増加して
外出禁止令も出ています。

記者会見に臨んだトランプ大統領の口から出たのは、
止めどない中国への怒りでした。

またしても中国を名指しです。

トランプ大統領:

「習近平国家主席も
望んでいたわけではないだろうが、

これ(新型コロナ)は
中国で起きたことだ。

私は正直、
中国に少し頭にきている」

22日、
会見に臨んだトランプ大統領。

怒りの原因は、
中国の初期段階での対応だといいます。

トランプ大統領:

「我々は中国を助けるために
人を送った方がいいか尋ねたが、
彼ら(中国)は求めなかった。

プライドが許さなかったのだろう。

もし彼ら(中国)がそれを受け入れたら、
もっと早く情報が伝わり、
兆候が分かっただろう」

感染が急速に広がるアメリカ。

外出禁止令が
オハイオなど5つの州に広がり、
ニューヨーク州でも
外出が制限されています。

ニューヨーク州では22日、
新たに約4800人もの感染者を確認。

合計は1万5000人を超えました。

全米の感染者の半数が
この州に集中していることになります。

そんななか、
連日のように繰り返される
アメリカと中国の中傷合戦。

中国外務省は
トランプ大統領の発言に
こう反論しました。

中国外務省・耿爽副報道局長:

「アメリカのこのような嘘や誹謗(ひぼう)、
『泥棒が他人を泥棒呼ばわりするやり方』は
実に卑劣です。

中国は終始公開し、透明です。

責任を負う姿勢で
アメリカなどに
ウイルス情報を通報しました。

国際社会から
十分な肯定と
高度な評価を得て
普遍的な称賛を得ました。

過去2カ月以上、
中国人民は
一心団結して
ウイルスと戦ってきました。

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