【Amazon】全米11カ所の物流倉庫で、従業員などの感染を確認。

(2020年03月27日)

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米アマゾンの物流倉庫で、
新型コロナウイルスの感染が広がっている。

同社と各地のメディアの報道によると、
これまで全米11カ所で
従業員などの感染を確認したという。

アマゾンは24日、
ニューヨーク市スタテン島にある
配送センターで働く従業員1人について、
新型コロナウイルスの検査で
陽性反応が出たことを明らかにした。

この従業員は
11日まで現場で勤務していた。

現在は隔離中で、
快方に向かっているという。

1週間前には、
同じニューヨーク市の
クイーンズ地区にある倉庫でも
感染者が確認されていた。

25日はこのほか、
イリノイ州ジョリエットと
ニュージャージー州エジソンの施設での
感染例も報告した。

これ以外のアマゾンの施設では、
カリフォルニア州モレノバレー、
フロリダ州ジャクソンビル、
ケンタッキー州シェパーズビル、
ミシガン州ブラウンズタウン、
オクラホマ州オクラホマシティー、
テキサス州ケイティー、
コネチカット州ウォリングフォードで
それぞれ感染者を確認している。

アマゾンは
一部の施設を
一時的に閉鎖しているが、
これまでのところ
大規模な閉鎖措置には踏み切っていない。

CNNの取材に対しては

「徹底した対策を講じ、
施設内で働く従業員の
安全を確保している」

と説明した。

具体的には
ドアノブやエレベーターのスイッチ、
ロッカー、タッチ機能の付いたスクリーンを
定期的に消毒するほか、
従業員同士の勤務時間をずらしたり、
休憩室の椅子の距離を開けたり
などしているという。

物流倉庫で
新たな感染者が相次ぐ事態は
出荷を滞らせ、
配送の遅れを引き起こす恐れがある。

感染拡大阻止に向け
自宅待機の指示が下される中、
多くの米国民は
アマゾンの宅配サービスへの依存を強めている。

アマゾンはすでに
ウェブサイト上でユーザーに対し、
普段より配達に時間がかかることを通告。

緊急の要件でない場合は、
スピード配送のオプションを
選択しないよう呼びかけた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-35151481-cnn-int

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