【朝日新聞】「日本のPCR検査少ない」米ジョンズ・ホプキンス大専門家が指摘 手本は韓国
(2020年03月14日)「日本のPCR検査少ない」米専門家が指摘 手本は韓国
新型コロナウイルスの感染拡大にどう対応すべきか。
世界的な流行を意味する「パンデミック」に詳しい、
米ジョンズ・ホプキンス大のジェニファー・ナゾ上席研究員が
朝日新聞の取材に応じ、
「検査をどう拡大できるかを見極める、
各国の努力が絶対的に重要だ」
と語った。
日本の検査人数は少ないとして、
「検査拡大に努めるべきだ」
と述べた。
感染を判定するためのPCR検査実施人数は、
厚生労働省によると
日本では13日時点で1万2060人。
ナゾ氏は
「韓国は、現時点で約20万以上。
(日本の)数字は低い」
と指摘。
検査に積極的な韓国や、
感染報告や情報共有の透明性が高いシンガポールは、
日本の手本になるとの見方を示した。
■休校などの判断「適切な検査なければ」
「適切な検査ができなければ、
対処能力が著しく制限される」
とも説明。
渡航制限や休校といった対策を
どの程度実施するかは
「ウイルスがどの程度、
どこにあるかが分かるかどうかによる」
とし、
検査の重要性を強調した。
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