西浦博教授「感染を抑制するには、接触8割減なら39日程度、 7割減なら2カ月程度。」

(2020年04月11日)

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西浦教授の分析では、
感染拡大を一定程度まで抑制できる期間は

接触8割減なら15日程度、
7割減なら34日程度。

潜伏期間などを考慮すると、

感染者の減少を確認できるまでに

8割減なら1カ月程度、
7割減なら2カ月弱を要する。

4割減、6割減と
段階的に対策を進め、

約2週間後に
8割減まで到達した場合、

39日程度で
感染拡大の抑制に至るが、

効果を確認できるまでに
2カ月程度かかるという。

西浦教授は

「外出自粛は1カ月を超え、
2カ月になると実行が難しくなる」

とみている。

感染症対策に詳しい
国際医療福祉大の和田耕治教授は

「在宅勤務にできるはずなのに
躊躇(ちゅうちょ)している企業もあるが、
対策をするならば今が重要」

と指摘。

そのうえで

「今後も中長期的には
同じような対応が必要になることもある。

出社しなくても仕事ができるように
投資や働き方改革を進めるべきだ」

と訴えている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57961860R10C20A4CZ8000/

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