【フランス】前払いで飲食店を支援する「ビストロ大好き運動」が発足。
(2020年04月13日)
新型コロナウイルスの感染拡大による
店舗休業と外出制限が続くフランスでは、
飲食代を前払いできる
インターネット上のプラットフォーム
「ビストロ大好き」が立ち上げられた。
休業を余儀なくされた飲食店に対して
当面の資金繰りを支援することが目的で、
店舗の営業再開後に
前払い分のサービスを受けられる。
顧客側は、
システムに登録済みの飲食店を選び、
1．5～50ユーロ（約180～5900円）を支払う。
飲食店側は、
決済手数料を支払う。
政府は
3月の売上高が
昨年比50％以上減少した中小企業を対象に、
最大1500ユーロ（約18万円）を支給するなどの
救済措置を取っている。
ただ、感染拡大が収まらず、
営業再開時期は見通せない。
「ビストロ大好き」の運営主は
「何千人もの雇用主が
毎朝、（新型コロナ）危機が終わった後に
店を再開できるか心配している」
と指摘。
「ビストロやカフェは
フランスの象徴的な文化であり、
支援しなければならない」
と協力を呼び掛けている。
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