【ロイター通信】英国内の「死者数」は、公式データよりも15%多い可能性がある。
(2020年04月14日)新型コロナウイルスによる英国の死者は、
これまで公式統計で明らかにされているよりも
実際には15%多い可能性がある。
英国立統計局(ONS)が
14日公表したデータでは、
老人ホームなど
病院以外のコミュニティーにおける死者数も含まれている。
それによると
イングランドとウェールズで
4月3日までに死亡した6235人の死亡診断書に
「COVID━19(新型コロナウイルス感染症)」
と記載されていた。
ONSの統計学者、ニック・ストライプ氏は
「イングランドのデータを見ると、
国民保健サービス(NHS)による数字よりも
15%多い。
死因として疑われるケースも含めて
死亡診断書に
『COVID━19』と記載されているからだ。
コミュニティーでの死亡者も含まれている」
と語った。
政府が毎日発表するデータには
病院での死者数しか反映されていない。
日々公表される公式データによると、
英国では12日1600GMT(日本時間13日午前1時)までに
累計で1万1329人が
検査で陽性反応が出た後に病院で死亡している。
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