【ハーバード大学】外出自粛は、2022年まで必要であると予測。

(2020年04月14日)

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新型コロナウイルスの
世界的流行を抑えるためには、
外出規制などの措置を、
2022年まで断続的に続ける必要がある――。

こんな予測を
米ハーバード大の
研究チームが発表した。

措置が必要な期間は、
抗ウイルス薬やワクチンの開発、
救急医療態勢の拡充などで短縮できる
としている。

14日、
米科学誌サイエンス(電子版)に
論文が掲載された。

研究チームは
同じコロナウイルスで、
一般的な「風邪」の原因になる
二つのウイルスの毎年の感染状況から、
米国のデータをもとに
25年までの感染者の推移を推定した。

その上で、
季節によるウイルスの広まりや
免疫の持続期間などを評価。

多くの人が感染し、
集団免疫を獲得して
流行が抑えられるまでの時間を調べた。

その結果、
今回の流行が終わった後も、
外出規制を1度だけで解除すれば
すぐに第2波が来ることなどが判明。

感染者数のピークが
救急医療態勢の能力を超えないように、
断続的に外出規制を行うと、
集団免疫を獲得するには
22年までかかることが分かった。

研究チームは

「新たな治療法とワクチンがあれば
外出規制の期間と厳しさを軽減できる」

としている。

しかし、
制圧に成功したように見えても、
24年までは
再び感染が広まる可能性があり
監視を続けることが必要だという。

https://www.asahi.com/articles/ASN4H3SY1N4HUHBI00G.html?ref=tw_asahi

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