【大林組】玄海原発の工事現場で、2人目の感染者を確認。
(2020年04月17日)佐賀県は17日、
九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)敷地内の
工事に従事する大手ゼネコン大林組の社員で、
唐津市の40代男性の
新型コロナウイルス感染を確認した
と発表した。
14日に感染が確認された社員と
同じ事務所に勤務しており、
県は
感染の要因になった可能性が高いとみている。
県内での感染確認は
計16人となった。
18日、
事務所を利用していた30人を
PCR検査する。
九電は
最初の確認を受けて
作業員ら約300人を
出勤停止にしていた。
今回の感染者は
そのうちの1人。
県によると、
男性は3月30日から
4月10日まで出勤し、
9日までは
先に感染が確認された男性も
同じ執務室内にいた。
12日に
味覚の違和感を覚えるなどし、
14日に
県内の医療機関を受診した。
17日には
37・7度の熱が出たため、
帰国者・接触者相談センターに相談、
感染症指定医療機関に入院した。
現在は熱はあるが、
症状は軽いという。
男性は1人暮らしで、
発症前は県外に出ていない。
18日に
検査する30人は
全員が、航空機テロなどに備える
特定重大事故等対処施設(特重施設)の
土木工事に従事していた。
大川内直人健康福祉部長は、
陽性だった2人の男性社員が
出入りした事務所について
「ここで感染した可能性が高い」
としつつ
「男性は
発症後は基本的に自宅におり、
封じ込められている」
との認識を示した。
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