【イタリア】お悔やみ欄に着目した記者「実際の死者は、もっと多い。」
(2020年04月11日)新型コロナウイルスの死者数が
1万8千人を超えるイタリアで、
「実際の死者数は
公式発表よりもっと多い」
と指摘した地方紙の記事が、
反響を呼んでいる。
地元紙が
死亡例を入念に調査した。
医師らにも感染が広がり、
地域医療が崩壊した状況も浮き彫りになった。
調査したのは
イタリアでも感染が特に集中している
北部ベルガモ県の地元紙
「エコ・ディ・ベルガモ」。
担当したイザイア・インベルニッツィ記者(32)によると、
「異常」は3月に現れた。
同紙の「お悔やみ欄」は
通常、
1ページに15~20人が掲載される。
「それが、10ページ以上になる日が続いた」。
インベルニッツィさんは、
公式発表より明らかに多い死者数に疑問を持ち、
県内にある243の自治体に問い合わせ、
すべての死者の死因を分析し始めた。
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