【WHO】テドロス事務局長「世界はWHOに耳を貸すべきだった。」

(2020年04月28日)

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世界保健機関(WHO)の
テドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は
27日、

WHOは
新型コロナウイルスに関して
早期から最高レベルの警告を発してきた

と述べ、

WHOの忠告に従わない国があったことに
遺憾の意を示した。

テドロス氏は、
スイス・ジュネーブで
インターネットを通じ行った記者会見で、

WHOは
中国以外で確認された感染者が
82人のみだった1月30日に

「国際的な公衆衛生上の緊急事態」

を宣言し、

新型ウイルスの流行に
警鐘を鳴らしたと指摘。

「世界はあの時、
WHO(の忠告)に
注意深く耳を貸すべきだった」

と言明した。

テドロス氏は、
WHOが

「最高の科学と証拠に基づき」

当初から適切な忠告を出してきた
と主張。

一方で、
WHOには
各国に対して

「忠告を聞き入れるよう
強制する権限はない」

とも強調した。

同氏は、
WHOが1月30日、
新型ウイルス流行が
「最高レベルの緊急事態」であると発表した際に

「各国は
あらゆる公衆衛生上の措置を
講じることができた」

と指摘。

「WHOの忠告に
耳を貸すことの重要性は、
これで十分に示せるだろう」

と述べた。

さらに、

「われわれは全世界に、
包括的な公衆衛生対策を実施するよう勧告し、
(感染者の)発見、検査、隔離、
接触者の追跡を呼び掛けた」

と言明。

「皆さんも
自分で確認してみるといい。

これに従った国の状況は
他の国より良い。

これは事実だ。

(WHOの忠告を)
拒否するか
受け入れるかは
その国次第だ。

各国それぞれに
責任がある」

と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-00000001-jij_afp-int

https://www.afpbb.com/articles/-/3280663

1/23…春節期間を前にWHO「緊急事態宣言は見送る」

[中国の春節期間1/24〜1/30]

1/30…春節期間終了と同時にWHO「やっぱり緊急事態宣言」
同日…但し「物流や入国を制限するべきではない」by WHOテドロス事務局長 ←はあ?

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