【大紀元】ファイブ・アイズ、武漢ウイルス研究所の石正麗氏らを調査中=報道。

(2020年05月04日)

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《記事の要約》

2015年、
石正麗は
Nature Medicine誌において、

「SARSコロナウイルスバックボーンと
中国キクガシラコウモリの遺伝子操作により
人間のACE2受容体と結合できる
ハイブリッドコロナウイルスを設計した」

と発表。

「SARSウイルスと
コウモリウイルスを組み合わせることによって、
ヒトの気道に感染する
新しいタイプのコロナウイルスを作成した」

という内容である。

米国立衛生研究所(NIH)は
これら倫理
及び必要性の疑問により

石正麗への
研究資金提供を停止している。

コロナウイルスには
王冠のような突起があり、

その突起が
人間と結合すれば感染する仕組みだが、

コウモリの中にいた
元のコロナウイルスは
人間とは結合できない種類。

しかし石正麗は
そのコロナウイルスを改造し、
人間への感染を可能にした
新型コロナウイルスを開発。

その上で
更に研究を進め、

ヒトが新型コロナに対して
免疫を持ちにくくするため、

HIVウイルスとの
遺伝子合成する研究も行っていた。

《記事本文》

英豪メディアの報道によれば、

英語圏の諜報ネットワーク
「ファイブ・アイズ」は現在、

中国の武漢ウイルス研究所
(Wuhan Institute of Virology、WIV)の研究者2人、

石正麗(Shi Zhengli)と
周鵬(Zhou Peng)両氏を調査している。

中国国内と海外では、
一部の専門家は
中共ウイルス(新型コロナウイルス)が
同研究所から流出したと指摘した。

英紙デイリー・テレグラフと
豪メディア「7NEWS」などは4月28日、

イギリス、アメリカ
およびオーストラリア、カナダ、
ニュージーランドの5カ国から構成する
機密情報共有枠組み「ファイブ・アイズ」が
調査を進めていると報道した。

中国国内では、
石氏は
コウモリコロナウイルス研究分野の第一人者で、
「バットウーマン」との異名を持つ。

報道によると、
石氏と周氏は過去、
オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)で
コウモリの研究を行っていた。

2006年、
石正麗氏は訪問学者として、
CSIROの管轄下の
オーストラリア疾病予防センター(ACDP)で
3カ月の研究活動を行った。

研究テーマは

「SARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルスと
コウモリの関係」

だった。

石氏の同僚である周鵬氏は
2011~14年まで
同じくACDPで研究を行い、
博士号を取得した。

豪政府と中国当局が、
両氏の豪州における
研究活動に資金を支援した。

CSIROは声明を発表し、

石氏と周氏が
以前同施設で
コウモリコロナウイルスを研究していたと明らかにし、

「CSIROは
厳格なバイオセキュリティと法規制に従い、
研究に取り組んできた」

と強調した。

また、
ACDPでは現在、
コウモリに関する研究は実施されていないが、

「コウモリの研究で
人獣共通感染症に関する
理解を深めることができた」

とした。

サイモン・バーミンガム貿易相は28日、
豪公共放送「ABCラジオ・ナショナル」に対して、

ファイブ・アイズによる
石氏らへの捜査活動について、
把握していないとした。

しかし、バーミンガム氏は、
中共ウイルスの起源について

「大流行の再発生を防ぐために、
透明性のある調査を
行わなければならない」

と強調した。

豪のマリス・ペイン外相は4月19日、

中共ウイルスをめぐる
中国当局の初動対応に関して、
世界保健機関(WHO)を抜きにした
「独立調査」を行うべきだと提言した。

これに賛同する
同国のスコット・モリソン首相は23日、
WHOの加盟国に対して、
国際独立調査を支持するよう呼びかけた。

https://news.so-net.ne.jp/article/detail/1963134/

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