【厚生労働省】「(マスクは)どのメーカーに発注したのかは、答えられない。」

(2020年04月18日)

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厚労省は、
なぜか
発注先や製造元について
口を閉ざすのだ。

厚労省は
〈布マスクの全戸配布に関するQ&A〉
なる専用サイトを開設したものの、
製品情報はどこにも記載がない。

どこのメーカーなのか、
どんな製品が家庭に届くのか。

同省のマスク等物資対策班に聞いた。

――(アベノマスクは)どのメーカーに発注したのか。

「公表していないので、
現時点ではお答えできません」

――何社かということも答えられない?

「具体的にはお答えできませんが、
複数メーカーに頼んでいます」

――国内外のメーカー?

「詳細は控えますが、
国内メーカーが
海外工場で生産する場合もあります」

――家庭によって、品質の異なるものが届く恐れはないのか?

「各家庭に
1種類のものが届くよう
予定しています」

――メーカーに一定の規格での生産を頼んでいるということ?

「詳しい中身は把握していませんが、
家庭ごとに
品質がバラバラにならないようにしています」

まるで、奥歯にモノが挟まったような言い回し。

具体的なメーカー名については、
終始「答えられない」の一点張りだった。

すでにアベノマスクを受け取った
介護施設や障害者施設などの職員からは、

「小さくて鼻が出る」

「話すとずれる」

と戸惑いの声が噴出している。

計466億円もの税金をつぎ込んだ揚げ句に、
“欠陥品”が家庭にも届く可能性があるのに、
厚労省は
製品情報を隠蔽する気なのか。

ちなみに、厚労省がわざわざ設置した
〈布マスクの全戸配布に関する電話相談窓口〉に、
メーカーを問い合わせると、

「複数の国内メーカーに発注している
とだけ聞いています」

と答えた。

466億円は
いったいどこに流れるのか――。

政府は
きちんと国民に説明する義務がある。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272028/

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