【アメリカ】情報機関を統括する 国家情報長官室が、人工ウィルス説に否定的な見方を示す。

(2020年05月01日)

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アメリカの情報機関は、
新型コロナウイルスについて、
人工的に作られたものではない
との見方を示す一方、

発生源については
調査を続ける
とする声明を出しました。

新型コロナウイルスをめぐっては、
アメリカの一部のメディアが、
中国の武漢にある研究所から
感染が広まった可能性があると報じ、

トランプ大統領も
政府として調査を進めていることを
明らかにしています。

こうした中、
アメリカの情報機関を統括する
国家情報長官室は30日、

「新型コロナウイルスが人工のものでも、
遺伝子操作されたものでもないという、
幅広く科学的に認められている見方に同意する」

という声明を出し、

ウイルスが
人工的に作られたものではない
との見方を示しました。

一方で、
発生源については

「ウイルスに感染した動物との接触か、
武漢の研究所での事故が原因なのか
判断するため、
情報を今後も精査していく」

として、
引き続き調査する考えを示しました。

中国政府は、
武漢にある研究所から
感染が広まった可能性がある
という指摘を強く否定していますが、

ドイツやイギリスなどからも
中国に真相の解明を求める声が上がっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200501/k10012413411000.html

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