【日刊ゲンダイ】コロナ感染患者が語る「病院4つ回るも診察してもらえず」(アビガンのステマ?)
(2020年05月04日)政府の緊急事態宣言で
外出を自粛したり、
在宅勤務に切り替えたりする人が増えている。
それでも
感染者数の拡大は止まらない。
感染経路を特定できないケースも増えているだけに、
誰もが感染から逃れられないのが現実だ。
それでは異変に気づいてから
検査を受けて入院するまで、
いったい、どんな闘病生活を送るのか。
神奈川県在住の
30代の男性会社員は
副業でフードデリバリーの仕事をしている。
仕事後に
遊び仲間と
千葉のクラブを訪れた翌日、
寒けがするようになったという。
◇ ◇ ◇
■3月28日(土)
昼から夜まで
新宿や渋谷など
約20軒に配達しました。
その日は、
体調は全く悪くありませんでした。
そのあと、
いつも一緒に遊ぶ仲間10人くらいで、
古い音楽が流れる
千葉のクラブに行きました。
地元の人は
20人くらいいたでしょうか。
4時間半くらい過ごして
帰宅しました。
■3月29日(日)
こんな季節なのに
珍しく雪が降りました。
悪寒がして、
喉の痛みや咳も軽くありましたが、
急に気温が下がったせいだ
と思っていました。
■3月30日(月)
普通に出勤しました。
一日中
頭痛と倦怠感がありましたが、
風邪の初期症状のようで
大したことはありませんでした。
だけど、
「絶対大丈夫っしょ!」
って思っていた志村けんさんが亡くなり、
コロナをなめすぎていたかなぁ
と思い始めました。
■3月31日(火)
いつも通りに出勤し、
職場で体温を測ると37.5度。
そこで初めて熱があることを知り、
午後は休みをとって
病院に行くことに。
町医者や病院を
自転車で回りました。
1、2軒目は、
コロナの影響で
31日まで臨時休診。
3軒目は
「37.5度は、
コロナの疑いがあるから
診ることができません」
と、はっきり断られました。
保健所に相談してくださいとか、
そのような指示もありません。
4軒目は、
もう時間も遅かったので
開いている病院を
ネットで調べて行ったのですが、
救急病院だったのに
時間外で診察してもらえませんでした。
仕方がないので、
その日は受診することなく、
ドラッグストアで
市販の風邪薬を買って帰宅することに。
■4月1日(水)
朝起きると
頭痛と倦怠感が残っていましたが、
市販薬が
自分の体に合っていたようで、
体は楽になっていました。
■4月2日(木)
特に症状が強くなることはなく、
この日も市販薬を飲むと
体が楽になったので出勤しました。
ただ、
志村けんさんの訃報以来、
コロナが身近に思えてならないように。
■4月3日(金)
朝、出勤前に
オレンジジュースを飲むと
味がしません。
飴をなめても味がしない。
そこでコロナ受診の目安を調べると、
思い当たるのは倦怠感。
息苦しさはありませんでした。
念のため、上司に報告しました。
夜は
チャーハンとギョーザを食べたのですが、
味はいつもの10%くらいしか分かりません。
「コロナにかかっているかもしれない」
と本格的に思い始めますが、
やはり半信半疑でした。
大量の発汗に頭痛、
悪寒、吐き気、関節痛、倦怠感…
119番に連絡すると
防護服を着て迎えに
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