【CDC】「広州市での感染拡大は、エアコンで広がった可能性が高い。」

(2020年04月19日)

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広東省広州市での、
このアウトブレイクにおけるウイルス感染は、
飛沫感染だけでは説明できません。

より大きな呼吸器の飛沫(>5μm)は
短時間だけ空気中に残り、
短い距離を移動するだけで、
一般的には1m未満である。

患者A1と他のテーブル、
特にCテーブルの人との間の距離は
すべて1mを超えていたが、

エアコンからの強い気流は、
液滴をCテーブルからAテーブル、
次にBテーブル、
そしてCテーブルへと
伝播させた可能性がある(図)。

くだんのレストランX は、
5階建ての窓のない
冷暖房完備の建物である。

3階のダイニングエリアは、145 ㎡で、
各階にエアコンが設置されていました(図)。

各テーブル間の距離は約1mであり、
A家族とB家族はそれぞれ53分、
A家族とC家族は73分ずつ着席していた。

中央空調機の吹き出し口と戻り口は、
Cテーブルの上方に設置されていた(図、Bパネル)。

https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/26/7/20-0764_article

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