【英国】小児集中治療医学会「炎症疾患で重篤化する子どもが増加中。」

(2020年04月26日)

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英国で
子どもが炎症性疾患の
重篤な症状を示すケースが
少数ながら増加傾向にあり、

新型コロナウイルス感染との
関連が疑われるとして、

英イングランドの国民保健サービス(NHS)が
現場の医師らに警告を発した。

英小児集中治療医学会(PICS)は26日、
NHSイングランドからの「緊急警報」を
ツイッターに投稿した。

それによると、
子どもが
非定型の川崎病と
毒素性ショック症候群の特徴が重なった症状を示し、

さらに
血液検査の数値が
新型ウイルス感染の重症化例に当てはまる
というケースが
まれに報告されている。

共通する具体的な特徴としては
腹痛と胃腸症状、
心臓で起きる炎症が挙げられる。

乳幼児に多い
原因不明の病気である川崎病では、

全身の血管が
炎症を起こすことが知られている。

27日付のNHS機関誌によると、

ここ3週間のうちに
ロンドンをはじめとする英各地で、

多臓器の炎症により
集中治療を要する子どもが
年齢を問わず増えてきた。

新型ウイルスとの関連が疑われる一方、

新型ウイルスとは別に
正体不明の感染性病原体が
かかわっている可能性もあり、
懸念が強まっているという。

PICSは、
新型ウイルスに感染した子どもが
重体となって
集中治療室に入る例は
世界でも極めて少ないが、

NHSが挙げた特徴に
当てはまる子どもの症例が
全国で
少数ながら出ていることは
認識していると述べた。

NHSの小児科部門責任者は
CNNとのインタビューで、

川崎病に似た症例も、

子どもが新型ウイルス感染で
重篤化するケースも

今のところ
非常にまれだと強調。

そのうえで、
医療現場では
素早く適切に対応できるよう、
関連の可能性を認識しておくことが重要だ
と語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-35153101-cnn-int

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