【日本医師会】横倉会長「重篤化しやすい方への、アビガンなどの早期投与が重要。」

(2020年04月28日)

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日本医師会は28日、
会見を開き、

新型コロナウイルスへの
感染が確認された人のうち、

高齢者など
重症化しやすい人への
「アビガン」などの早期投与が
重要になる

との見方を示した。

横倉義武会長は、

新型コロナウイルスに感染した人で
症状が急速に悪化する事例があることをあげ、

「高齢者のほか、

高血圧などの循環器疾患のある方や
糖尿病の方、

あるいは
喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの
呼吸器疾患をお持ちの方、

がんや各種免疫不全などの
基礎疾患を有する方は

重要化しやすい傾向にある。

これらハイリスクの方は
より早期に対応することが
必要であろう」

と指摘。

新型コロナウイルスの
治療薬・ワクチン開発が進められる中、

アビガンの早期投与によって
症状の改善がみられた事例が
報告されている。

また、
政府が
アビガンの備蓄を増やしている状況を鑑み、

「投与禁忌
または副作用、
基礎疾患治療のための
服薬中の他剤との相互作用などを
十分に注意することを前提とし、

備蓄されているアビガンを活用して、
入院初期のハイリスク者に対する投与を
推進していただきたい」

とした。

早期投与を行うのは

アビガンだけでなく、
「レムデシビル」
「アクテムラ」
「オルベスコ」など
効果があるとされるものだとした。

これらは、
自民党の岸田政調会長と
田村政務調査会会長代理宛に
要望書として提出し、

田村政務調査会会長代理は

「党内で検討をさせていただく」

としているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/af1f18391e16b4309bcdeecf0af1d17097ed9704

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