【日本医師会】会長「最低2週間、すべての店舗を閉めなければ医療崩壊。」
(2020年04月18日)--東京の新たな感染者数は
先週と比べると減ったようだ。
ピークは過ぎたと見ているのか。
「そうではない。
緊急事態宣言以降、
実際に休業が始まったのは11日からだ。
2週間後の25日までは
少なくとも今のように
一日100人以上の感染者発生状況が続くだろう。
10日間に
少なくとも1000人、
場合によっては2000人
さらに出てくる可能性がある。
現在、
東京の病床は2000床程度だが、
すでに埋まっている。
東京都が
最終的に病床を4000床まで増やすと述べたが、
今後10日以内に
すべて埋まるだろう。
コロナ患者だけを担当する病院を指定し、
80%の軽症患者を
急いで自宅や別の隔離施設(ホテルなど)に送る必要がある。
日本には
経済を優先しようとする人たちが多いが、
少なくとも今後2週間は
すべての店を閉めて
休業しなければいけない」
--最悪のシナリオは。
「今のように
”一日140人、170人”の新たな感染者が
ずっと発生するケースだ。”
必ず”医療崩壊がくる。
今後2、3週間に
真剣に人の接触を
80%減らす努力をしなければ
非常に危険な状態を迎える。
患者が増えれば
多数の重症患者を
救えなくなることも考えられる」
--新型コロナ事態の
完全な収束は
いつ頃と思うか。
「ハーバード大が
2年ほどかかると予想した
(ハーバード大保健大学院研究陣は
14日に発表した論文で
『社会的距離』を
2022年まで維持すべきだと明らかにした)。
第2波、第3派は必ずくる。
今よりもピークは低くなるかもしれない。
その時ごとに
外出自粛を強めたり
緩めたりしなければいけない。
こうした期間は
1年で終わらないだろう」
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