【プロ野球】5月中の開幕を断念。セパ交流戦もすべて中止。

(2020年04月17日)

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プロ野球は17日、
12球団の代表者による会議を開き、

新型コロナウイルスの感染拡大に
歯止めがかからない中、

来月中のシーズン開幕を断念し、
交流戦をすべて中止することを決めました。

プロ野球12球団の代表者は17日午後、
ウェブ会議を開き、

開幕を延期している
今シーズンの日程について
意見を交わしました。

会議では、
政府からすべての都道府県に緊急事態宣言が出されるなど、

新型コロナウイルスの感染拡大に
歯止めがかからない厳しい状況を受け、

来月中のシーズン開幕を断念したうえで、

来月26日から6月14日まで予定していた
交流戦の全108試合を
中止することを決めました。

セ・リーグと
パ・リーグのチームが
リーグの垣根を越えて
対戦する交流戦は
平成17年に始まり、

中止となるのは
16年目で初めてです。

交流戦は
1チーム18試合が組まれていて、

中止が決まったことで
ことしのレギュラーシーズンの
1チーム当たりの試合数は
当初の143試合から
125試合以下に減ることになりました。

また開幕日については
6月中を目指し、

今月下旬から来月上旬までに
改めて会議を開き、
決める方針を確認しました。

斉藤惇コミッショナーは、
会見で

「交流戦を見送るというのは
重たい決断だ。

ある程度、
シーズンの試合数を削らざるをえない。

心待ちにしていた多くのファンには
大変申し訳なく思う」

と話していました。

5月6日までは選手の自主練習にとどめる方針

17日の
プロ野球12球団の
代表者による会議では、

全都道府県に
緊急事態宣言が出されている来月6日までは、
全チームが練習試合や全体練習を行わず、
選手の自主練習にとどめる方針を決めました。

また、
7月19日と20日に予定されている
オールスターゲームについては、
議論されなかったということで、

斉藤惇コミッショナーは

「今のところ、
ギリギリできたらと思う」

と話しました。

また、
試合数が減ることに伴って、

選手の年俸の減額を
プロ野球選手会に要請するかどうかについて、

斉藤コミッショナーは

「そういう話は全く出ていない。

そういうことになるかどうかも、
私のほうで
勝手に推測して
言うことはできない」

と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200417/k10012393031000.html

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