【北海道新聞】人口あたりの1週間の感染者数だと、北海道は、全国2位。

(2020年05月08日)

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札幌市突出、改善見えず

新型コロナウイルスの
都道府県別感染者数を

人口100万人当たりで比較すると、

道内は
過去3週間で状況が改善せず、

5日までの直近1週間では
東京都に次いで
全国2番目に多い。

道内は
札幌市内の増加が続き、

鈴木直道知事は
6日の臨時記者会見で
「危機的状況」と指摘。

今後は、
道内を地域ごとに分けて
休業要請などの措置のあり方を
検討する考えにも言及した。

札幌医大がまとめた
都道府県別の推移を示すデータを踏まえ、
北海道新聞が
厚生労働省などの発表に基づいて
100万人当たりの感染者数を算出。

5日までの1週間では、
最多の東京都が47人。

道内は38人。
富山県(27人)、
石川県(17人)が続いた。

両県は
4月下旬までは
北海道を上回る状況だった。

感染者の累計総数で
道内を上回る

大阪府(15人)、
神奈川県(16人)

の状況も改善している。

全国的に
新規感染者数が減少に転じつつある中、
改善が見えない道内。

とりわけ
札幌市内の100万人当たりの感染者は
5日までの1週間に80人。

札幌以外の市町村の14人の
6倍近い。

札幌以外の市町村では
徐々に落ち着きを見せているのと対照的だ。

全道を対象にしている休業要請は
各地の事業者の経営を圧迫。

知事は6日の記者会見で

「感染拡大がみられない地域もあり、
(全道一律とするべきか)
考えることが必要」

と述べ、

札幌圏を除いた地域で
緩和する可能性を示唆。

地域ごとの緩和に向けた
数値の明示について、
基準を示す必要性に触れた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200508-00010000-doshin-hok

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