【WHO】「HIV(エイズ)と同様に、消滅しない可能性がある。」

(2020年05月13日)

sick_virus_hiv.png

世界保健機関(WHO)で
緊急事態対応を統括する
マイケル・ライアン氏は13日、

新型コロナウイルスが
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)と同様、
消滅しない可能性がある

という見方を示した。

同氏は

「新型コロナが
エンデミック(一部の地域で
通常の範囲内で広がっている状態)になり、
決して消滅しない可能性がある」

とした上で

「現実的に考えることが重要で、
新型コロナの消滅時期は
誰も予想できないと思う。

新型コロナは
長期的な問題に発展するかもしれず、
そうならないかもしれない」

と語った。

新型コロナの流行で
休止状態にあった経済は、
再開に向けた動きが
世界で広がっているものの、

終息に向けた「道のりはまだ長い」
との認識を示した。

ライアン氏は、
新型コロナに絡むリスクは
「国、地域、世界レベル」で
依然高いと指摘。

「新規感染を検出する能力を持たずに
ロックダウン(都市封鎖)措置を緩和すれば、

公共衛生と経済破綻の
悪循環に陥ると懸念している」

と述べた。

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-who-briefing-idJPKBN22P32G

コメント