【文部科学省】山中伸弥の提言を受け、大学のPCR検査能力の調査を始める。

(2020年05月13日)

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新型コロナウイルスの
PCR検査を実施する能力が

全国の大学に
どれくらいあるかについて、

文部科学省が
調査を始めたことがわかった。

PCRの検査機器は
大学の研究室に相当数あり、

研究者から

「活用すれば
国内のPCRの検査能力は
大幅に上がる」

という指摘が出ていた。

PCR検査は、
植物や微生物などの研究では
一般的に使われている。

ただ、
診療を目的とした検査をするには
都道府県などに登録申請した上で、

病原体を取り扱える特別な施設で
実施する必要がある。

文科省は11日付で
約1千の国公私立大学や
研究施設などに事務連絡を出し、

機器の台数や、
1日当たりの最大検査可能数、
病原体を取り扱える施設数などを
14日までに回答するよう求めている。

集計結果を
厚生労働省に伝え、

検査の件数を増やす必要がある地域の
大学に余力があれば、
協力できるようにするという。

ただし、
新型コロナの検査には

実験をする人が
感染予防のための
研修を受ける必要などが
出てくる可能性もある。

京都大iPS細胞研究所の
山中伸弥教授も6日、
安倍晋三首相とともに出演したインターネット番組で、

「PCR検査の機器や
技師の不足が今後の課題」

と指摘。

「私の提案」として
自身が所長を務める
iPS研が活用できると話し、

「新型コロナのPCR検査をできる機器が
30台くらいある」

と明かしていた。

その上で、

「その機器を使って
普段からPCRをしている研究員たちが何十人かいるが、

自粛で多くの人が
実験せずに在宅になっている。

大学の研究所などの力をうまく利用すれば
PCRの検査能力は2万をこえて、
10万くらいいける可能性がある。

研究者として
検査能力の向上に貢献したい」

と話していた。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6359621

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