全国的に雨となり、九州では、半日でひと月分以上の雨量を観測。(宣言一部解除後初の週末)

(2020年05月16日)

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16日、
九州に
発達した雨雲がかかっています。

宮崎県えびの市の加久藤では
12時間降水量が200ミリを超え、
たった半日で
ひと月分以上の雨量になりました。

■九州 非常に激しい雨 5月の1位の記録を更新

16日、
九州付近は前線の影響で、
大気の状態が不安定になっています。

発達した雨雲がかかり、
未明に
鹿児島県鹿屋市吉ケ別府で
1時間に74.0ミリ、
鹿児島市喜入で71.5ミリの
非常に激しい雨を観測しました。

鹿児島市喜入では
5月としては
統計開始以来1位の記録を更新しました。

■12時間降水量 200ミリ超も

宮崎県えびの市の加久藤では
12時間降水量の日最大値は8時30分までに260.0ミリで、
統計開始以来1位の記録を更新しました。

5月の降水量の平年値が235.2ミリで、
たった半日で、
ひと月分以上の雨が降ったことになります。

すでに地盤の緩んでいる所があり、
昼前も発達した雨雲がかかっている所があります。

熊本県では
命に危険が及ぶ土砂災害が
いつ発生してもおかしくない非常に危険な状態です。

土砂災害に厳重に警戒して下さい。

熊本県天草市では
氾濫危険水位を超えている河川があります。

低い土地の浸水、
河川の増水や氾濫にも警戒が必要です。

日本気象協会 本社 日直主任

https://news.yahoo.co.jp/articles/d16e605a753dbaaea6dfb5a4d088e92cbf25c22e

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