【厚生労働省】担当局長「妊婦向けマスクの検品費は、8億円ではなく、800万円未満。」

(2020年05月15日)

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国の妊婦向けの布マスクの
検品にかかる費用について、

厚生労働省は、
国会で担当局長が答弁した「8億円」は、
その大半が
全世帯向けの布マスクの検品の費用で、

妊婦向けは
800万円未満であると明らかにしました。

不良品が見つかり、
いったん国がすべて回収した
妊婦向けの布マスクをめぐって、

14日の参議院厚生労働委員会で、
社民党の福島党首が
検品にかかる費用を質問したのに対し、

厚生労働省の担当局長は

「今年度予算の予備費で
調達した布マスクの検品費用は
8億円を見込んでいる」

と答弁し、

福島党首は

「8億円も使って
妊婦用マスクの検品をやるのはおかしい」

と批判しました。

加藤厚生労働大臣は
15日の参議院本会議で

「8億円は、
全世帯向けと
介護施設向けなどの
布マスクの検品も含めた契約額で、

妊婦向けマスク分は
1%にも満たない」

と述べ、

妊婦向け布マスクの検品の費用は
800万円未満である

と説明しました。

厚生労働省によりますと、

8億円のうち大半は全
世帯向けの布マスクについて
配送前に行っている
検品の費用だということです。

厚生労働省では

「きのうの国会答弁は
正確だったと考えているが、

わかりやすかったかと言われれば
別かもしれない」

と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200515/k10012432311000.html

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