【吉林省】集団感染が発生した舒蘭市のトップを解任。

(2020年05月15日)

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中国国営新華社通信は16日、

吉林省共産党委員会が
同省舒蘭(じょらん)市トップの
李鵬飛(り・ほうひ)同市党委書記の解任決定を
15日夜に発表した

と伝えた。

解任理由の説明はないが、
舒蘭市を中心に
新型コロナウイルスの感染者が
増えている責任を問われた
とみられる。

重要政治日程の
全国人民代表大会(全人代)の開幕を22日に控え、
感染の再流行に
警戒を強めている。

舒蘭市は
同省吉林市の中にある行政区画で、
吉林市副市長が
舒蘭市トップを兼任することが決まった。

中国メディアによると、
今月7日に
舒蘭市で女性1人の感染が判明。

これに関係しているとみられる感染者が、
16日までに
吉林市と遼寧省瀋陽市で
計30人程度にまで及んでいる。

感染拡大を防ぐため
13日に吉林駅が封鎖され、
これまでに吉林、
遼寧両省で
8千人超が隔離されたという。

中国政府は

「中国本土での
感染流行のピークは過ぎた」

と判断し、
本土外からの感染者の流入対策を重視していた。

習近平国家主席は14日の会議で、
吉林省など集団感染が起きた地域での
「的を絞った感染予防措置の強化」とともに、
全人代期間中の首都・北京の感染対策強化を指示した。

https://www.sankei.com/world/news/200516/wor2005160016-n1.html

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