【北九州市】小倉南区にある守恒小学校で、集団感染を確認。(児童4人)

(2020年05月31日)

virus_cluster_kansen.png

生徒に感染者が出ている市立中2校でも
新たに各1人の感染が判明。

新規感染者12人の半数が小中学生で、
学校で感染が広がっている実態が浮かび上がった。

北九州市教委によると、
5月28日に感染確認された児童は
24日まで熱があったが、
25、26日の登校時は熱がなかった。

しかし27、28日朝に
自宅で検温した際は
37度台の熱があったと
保護者が健康観察シートに書いていたため、
学校で再度検温。

平熱だったため
教室に入れたという。

同小児童4人の感染判明を受け、
市教委の柏井宏之学校支援部長は

「出入り口で防げなかったことは反省点だ」

と述べたが、

現時点
で市立小中学校の一斉休校は考えず
学校ごとの休校で対応するとした。

市の新型コロナウイルス対策で
アドバイザー役を務める
市立八幡病院の伊藤重彦院長は

「ウイルスが市内からなくなることはない」

とした上で

「感染者が出た学校は休校して
感染拡大を防止し、
出ていない学校は
児童生徒を通わせながら
対策を講じることが重要だ」

と強調する。

https://mainichi.jp/articles/20200531/k00/00m/040/172000c

北九州市では31日、
新たに12人が
新型コロナウイルスに
感染していることが確認されました。

このうち4人は、
今月28日に感染が確認された小学生と
同じ学校に通う児童で、

北九州市は、
この小学校で感染者の集団、
「クラスター」が発生した
としています。

北九州市によりますと、
新たに感染が確認されたのは、
小学生を含む10代から80代の男女、
合わせて12人です。

このうち、
いずれも10代の
女子3人と男子1人の
合わせて4人は、

小倉南区にある
守恒小学校の児童で、

今月28日に
感染が確認された女子児童と
同じクラスです。

守恒小学校では
今月25日から活動が再開され、

感染が確認された5人の児童も
登校していたということで、

北九州市は、
この小学校で
感染者の集団、
「クラスター」が発生した
としています。

31日に感染が確認された4人の児童は
いずれも症状は無いということです。

また、
すでに集団感染が確認されている
小倉北区の北九州総合病院では
新たに医療スタッフ3人の感染が確認され、

この病院で
感染が確認された人の合計は
26人になりました。

北九州市で
31日に感染が確認された12人のうち2人は
感染経路が分かっておらず、

この9日間で
感染が確認された97人では
34人の感染経路が分かっていません。

このため、北九州市は、
市民に対して、
引き続き感染予防に努め、
不要不急の外出を自粛するよう
呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200531/k10012452781000.html

コメント