【熊本市】市内の感染者集団のうち、1つは武漢株、 残りの2つは 欧州株と発表。

(2020年06月02日)

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熊本市は1日、

市内で確認された
新型コロナウイルスの
三つの感染者集団のうち、

一つは
中国・武漢系のウイルス株、

残りの二つは
欧州起点のウイルス株

だった可能性が高い

と発表した。

国立感染症研究所(感染研、東京)が、
感染者から採取したウイルスの
ゲノム(全遺伝情報)配列を解析したという。

市によると、
感染研の検体解析の結果、
感染経路が不明な人を含む22人は

A(4人)、
B(4人)、
C(11人)の

3グループに分けられた。

残りの3人は
検体の量が足りず
解析できなかった。

Aのウイルス株は、
1~2月に「第1波」として日本に入り込んだ
武漢系の株に近かった。

BとCは、
3月中旬までに「第2波」として
国内に流入した
欧州起点のウイルス株に類似していた。

3グループについて、市は

「ウイルスのゲノム配列に差がみられ、
それぞれ独立して発生したことが確認できた」

と説明した。

関係者によると、
3グループの構成員は、

「温浴施設を利用した人ら」

「同系列の店舗で働いていた人ら」

「亡くなった男性医師や医師が
立ち寄った飲食店の従業員ら」

に分けられる。

各グループのウイルス株はそれぞれ、
国内に流入した後、
関西や九州などで感染を広げた株とも
特徴が似ていたという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200602-00000006-kumanichi-l43

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