【韓国】29日から首都圏で外出自粛を要請すると発表。

(2020年05月28日)

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韓国政府は28日、

新型コロナウイルスの感染者が
再び増加ペースを強める可能性があるとして、

29日から
ソウルを含む首都圏で
外出自粛を要請する

と明らかにした。

公共施設の運営も中断する。

6日に制限を緩めたが集団感染が相次ぎ、
制限緩和の基準とした「1日50人」の感染者数を
3週間ぶりに上回った。

28日には
新たに79人の感染が判明した。

5月6日には
1日あたりの感染者を2人まで抑え込んだが、
直後に繁華街のナイトクラブで集団感染が発覚し、
全国に拡散した。

最近では
ソウル近郊の物流センターでも
集団感染が発生した。

政府は
6月14日までの約2週間、
外出自粛や在宅勤務を呼びかける。

首都圏の美術館や公園などの公共施設は閉鎖し、
塾やインターネットカフェの運営者に
防疫対策の徹底を義務付ける。

29日以降に
1週間連続で感染者が50人を超えたら
制限を一段と強める方針だ。

一般の飲食店などは日本と同様、
市民に自粛を促す。

防疫当局は6日の緩和後も、
バスやタクシーが
マスクを着用していない客の乗車拒否を認める措置などを
相次ぎ打ち出していた。

感染者の増加は、
学校の再開にも影響する。

20日以降に
高校3年生から順次登校を始めたが、
生徒の感染や地域での感染拡大で
中止や延期を決めた例も多い。

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO59689390Y0A520C2000000

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