【豊中市】空港問題調査特別委員会 ★
(2010年06月29日)
◎市街地整備室長（佐佐木実）
（仮称）野田中央公園の計画につきまして、
前回の特別委員会以降の経過
及び今後の進め方等につきまして
ご報告申し上げます。
資料につきましては、
A4縦の図面1枚だけでございまして、
網かけの部分、斜線の部分を
今回買収したところでございます。
まず、前回委員会時点での説明内容を
ちょっと振り返ってみたいと思うんですけれども、
当該地につきましては、野田土地区画整理事業により
区画整理地区内に点在しておりました国有地を
地区北部に集約換地し、公園の予定地としておりました。
当該地の確保につきましては、
有償による払下げを余儀なくされ、
平成20年3月末に大阪航空局長あてに、
市長より当該地を買い受けする旨の回答を
行ったところでございます。
その後、平成22年度の当初に
買受けを予定しておりましたが、
平成21年度当初に
地域における公共投資の円滑な実施等を趣旨とする地域活性化・公共投資臨時交付金
が国の施策として打ち出されまして、
当該地の買受けにつきましても
新たな国の補助金が充当されるめどが立ったため、
平成21年度に前倒しで買受けを行っていきたい旨、
前回の委員会では
説明させていただいたところでございます。
その後の経過といたしまして、
この趣旨に基づきまして
国との協議を進めてきました。
結果、当該地の買受けに係る費用といたしまして、
昨年9月定例会に補正予算を上程させていただき、
議会のご承認をいただきまして、
本年3月末に国との売買契約を締結いたしまして、
現在所有権は市のほうに移っております。
買受面積は、図面にも載っていますように、
9,492.42平方メートルでございます。
なお、買受価格につきましては、
平方メートル当たりの単価が15万円、
総額にしますと14億2,386万3,000円、
内訳ですけれども、国の支出金が14億262万円、
あと残り一般財源、市の持出しでございますけれども、
2,124万3,000円ということになっております。
今後の予定でございますけれども、
平成22年度に実施設計を行いまして、
平成23年度に公園整備の工事着工
という予定でございます。
整備の内容につきましては、
避難地公園ということでございますので、
今後当然平常時も開放型の公園としますので、
平常時におきましては多目的グラウンド、
それから周辺の散策園路、トイレ、遊具、
パーゴラ、水飲み場、防犯灯の設置を予定しております。
また、災害時の防災機能といたしましては、
広域避難地としての看板設置、ソーラーシステムの防犯灯、
仮設便所、多目的ベンチなどを予定しております。
以上、ご報告申し上げます。
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