【報道ステーション】東海村で、メルトダウンした核燃料を初めて撮影し報道。

(2013年03月04日)

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茨城県東海村にある『原子力科学研究所』には、
アメリカのスリーマイル島原発事故で発生した
“メルトダウンした核燃料”が保管されている。

人為的ミスと故障が重なり、
炉心から冷却水が失われたスリーマイルの事故。

核燃料の半分がメルトダウンした。

その後、炉心から溶けた燃料が回収され、
日本やヨーロッパも加わり、共同研究が行われた。

1991年、研究の一環として、
3キロの燃料が東海村に運ばれ、
厳重に保管されていた。

今回、この“スリーマイルの遺産”が取り出されたのは、
福島第一原発の廃炉作業の参考とするためだ。

今後、塊を切断して硬さを調べたり、
内部の構造を分析していく。

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