メルケル首相が、難民の受け入れを表明。

(2015年09月05日)

Germany.png

2015年9月5日は、
欧州の歴史を大きく塗り替える日となるだろう。

この日の早朝、独首相のアンゲラ・メルケルは、
隣国オーストリアとともに、
ハンガリーで足止めを食っていたシリアやアフガニスタンなどからの難民を
入国させる方針を発表したのだ。

https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/219486/090900005/
-------------------------------

政府は2016年予算に
移民の受け入れと食料、社会統合のための60億ユーロを盛り込んでおり、
ノルトライン・ウェストファーレン州は既に、
学校での混乱を避けるために
900人の教員を追加採用すると発表した。

https://jp.reuters.com/article/column-migrants-germany-merkel-idJPKCN0RF0CC20150915
-------------------------------

正確に答えるのは難しいが、
2015年9月以降の1年間で
約80万人が入ってきたといえる。

これは当方のファクトチェック(=事実確認)チームの計算による
(『シュピーゲル』は欧州のメディアで最大規模とされる、
約70人の事実確認チームを抱えている)。

後にドイツを出た人も入れると、
現在までに100万~120万人ではないかと思う。

――80万人とすると、人口(約8000万人)の1%。

欧州他国と比較するとずば抜けて大きい。

たとえば、2016年の国別難民申請者数は
ドイツ(約72万)、
フランス(約7万)、
英国(約3万)
(国際移住機関、欧州対外国境管理機構などの調査)になる。

https://toyokeizai.net/articles/-/193407
-------------------------------

コメント