【NHK】外国人労働者の家族同伴について、「いま以上は認めない」が60%。
(2020年04月01日)NHKの世論調査で、
外国人労働者が
家族を伴って
日本で暮らすことについて
条件を緩和して
今より広く認めるべきだ
と思う人が
30%余りいる一方、
今以上に認めるべきではない
と思う人が
60%を占めました。
NHKは、
新たな在留資格を設けた
改正出入国管理法の施行によって
外国人材の受け入れが拡大されて
1日で1年になるのを前に、
先月13日から3日間、
全国の18歳以上の男女を対象に
コンピューターで無作為に発生させた
固定電話と携帯電話の番号に電話をかける
「RDD」という方法で世論調査を行い、
2792人のうち
56.3%にあたる
1572人から
回答を得ました。
外国人の受け入れについて
労働力として限定的に受け入れるべきか、
労働力に限らず
広く受け入れるべきかを尋ねたところ、
「労働力に限らず
広く受け入れるべき」
と答えた人は54%にのぼり、
「限定的に受け入れるべき」
の28%を
大幅に上回りました。
一方、
外国人労働者が家族と暮らすことについて、
高い技術がある人に限る
などとした今の法律の条件を緩和して
より広く認めるべきか尋ねたところ、
「今より広く認めるべき」が33%だったのに対し、
「今のままでよい」が43%、
「今より条件を厳しくすべき」が18%と、
今以上に認めるべきではない
と思う人が61%を占めました。
また、
日本で働く外国人の子どもの中に
日本語の授業に
ついていけない子どもがいることについて
財政負担が増えたとしても
日本語教育の機会を増やすべきだ
と思うか尋ねたところ、
「そう思う」と
「どちらかと言えばそう思う」と答えた人は
合わせて79%にのぼり、
日本語教育の機会を増やすべきだ
という人が多いことがわかりました。
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