野党、外国人実習生から聴取=いじめでうつ病、除染労働も-新在留資格
(2018年11月08日)主要野党は8日、
外国人労働者問題に関する合同ヒアリングを国会内で開いた。
中国やカンボジアなどから来日した技能実習生や支援団体から
労働現場の実情を聴取。
実習生は
低賃金・長時間労働を強いられたり、
暴力やパワハラを受けたりした経験を証言した。
2015年に来日し、
静岡県の製紙工場に勤務した中国人女性は、
職場で差別やいじめを受け、
うつ病になったと説明。
配置換えの希望も聞き入れられず、
自殺を図ったこともあったという。
鉄筋・型枠工の研修目的で
15年に来日したベトナム人男性は
福島県の建設会社に勤務。
しかし、実際は
原発事故後の除染作業がほとんどだったと主張した。
男性は
「専門技術を学びたくて日本に来たが、
勉強はできなかった。
3年ぐらいたって本当に無理だと思った」
と訴えた。
(2018/11/08-18:33)
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