【東京商工リサーチ】2018年度の「人手不足」関連倒産が過去最多の400件、「求人難」型が2.6倍に急増
(2019年04月05日)二〇一八年一~十月
「求人難」は四十六件で、前年同期の三十一件から48・4%の大幅な伸び。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201811/CK2018111602000263.html
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2018年4月-2019年3月
「求人難」型が76件(同162.0%増、同29件)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190405-00010000-biz_shoko-bus_all
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20190110_01.html
10ヶ月で 46件。
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12ヶ月で76件。
昨年末に、
「人手不足倒産」のウソがバレてから
異様に伸びていますね。^^
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「東京商工リサーチ」(TDR)の「倒産情報」は信用できない。↓
それって、ブラック企業が淘汰されているだけでは?
ただ、理解に苦しむのは、その倒産理由です。
「太陽光発電システム設計・設置の「JINテクニカル」
(東京都、負債額2億3000万円)は
工事需要が増加したにもかかわらず
人手不足で対応できなくなり、事業継続を断念した。」
とありますが、
この会社は本当に「人手不足」で倒産したのでしょうか?
「トラック運送の「誠梱包(こんぽう)運輸」
(神奈川県、1億2200万円)は、
ドライバー不足を背景に人件費が上昇し、
資金繰りが逼迫(ひっぱく)した。」
とありますが、そもそも論として、
この場合は倒産した理由は
「ドライバー不足」ではないと思います。
ドライバーの人件費が上昇しているのに、
人件費上昇を
価格に転嫁できなかっただけでしょう。
https://shinjukuacc.com/20181016-02/
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ダンピングで仕事を取る企業よ、退場せよ!
「法律を守っていたのでは採算が合わない」。
これは、ブラック企業の経営者がよく口にする言葉です。
しかし、「悪貨は良貨を駆逐する」という諺もありますが、
ある業界にブラック企業が出現し、
違法な経営を前提に思いきり単価を引き下げたとしたら、
その業界内で法律をきちんと守りながら
適性な報酬を得ようとする会社が倒産するのも当然のことです。
余談ですが、これは現在、世界規模で発生している現象でもあります。
中国という国が環境を破壊し、
労働者を搾取しながら格安でさまざまな製品を生産し、
全世界に輸出することで、
法律や人権や環境を守って製造活動をしている国に
迷惑を掛けていることを思い起こす必要があります。
ブラック企業もこれとまったく同じことです。
https://shinjukuacc.com/20181016-02/
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