【ヴェネツィア共和国】史上初の著作権法が成立。
(1545年)最初の著作権法はヴェネツィアにおいて1545年に制定されている。
この当時、作家やその後援者などの代理人への権利の保護は、
作品ごとに特許の請求として行われた。
エリザベス・アームストロングによると、
「ヴェネツィア共和国は1486年に、
その最初の特権をある本に与えた。」
「ヴェネツィアは1492年に
特定の本に対して特権を与え始めた。
最初は、その年の1月3日に、
パドヴァ大学の教会学の教師である
ペトルス・フランシスカス・デ・ラベンナに与えられた。
彼は記憶力を鍛える方法を提案し、
それをFoenix77と言う題名の本に書いた。」
最初に著作権法を制定したのは、
このイタリアのヴェネツィアであった。
ヴェネツィア共和国において、
フィレンツェ公爵とレオ10世教皇や他の教皇は、
古典的著者の作品に特定の期間 (稀に14年を越え)、
特定の印刷業者に、
印刷を行う排他的特権を何度か与えた。
これは印刷業者の利益を大きく守るというものではなく、
どちらかと言うと公共の利益、
すなわち、一部の編集者と印刷業者が
文学的な投資を行うことを促すためのものだった。
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