【東京都】豊洲市場の地下水から、140倍のベンゼンが検出されていたと発表。
(2018年11月19日)東京都は19日、
定期的な豊洲市場(江東区)の地下汚染の調査で、
開場直前も
地下水から環境基準値の最大140倍のベンゼンが検出されたと発表した。
空気中の有害物質は基準値未満で、
10月11日に開場した豊洲市場について、
都の専門家会議は
「科学的な安全は確保されている」との見解を示した。
都は毎月、調査しており、
今回は7月から10月上旬までの調査結果を公表。
地下水のベンゼンは
最大濃度が基準値の130~140倍で推移した。
ヒ素は最大4倍で、
不検出であるべきシアンも
依然検出されている。
都は今年7月までに、
有害物質が地上施設に入るのを防ぐため、
地下にコンクリートを敷き詰めるといった
追加の対策工事を実施。
担当者は今後について
「雨水などの流入で
(汚染濃度は)いずれ薄まっていく」
と話した。
https://www.asahi.com/articles/ASLCM654ZLCMUTIL03H.html
【豊洲市場・水質調査結果の公表要旨】
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/press/pdf/30/image/301119_0.pdf
①地下水中のベンゼン、シアン、ヒ素の状況については、大きく変化なし。
②専門家会議の関与はこれで終了。
③今後は東京都が「土壌汚染対策工事と地下水管理に関する協議会」に結果を報告し、
情報共有や意見交換を行いながら進める。
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