トマス・アクイナスによる「アリストテレスートマス主義的教義体系」

(1265年)

ローマン・カトリック教会の世俗支配を正当化する新しい教義体系の再編が求められ、アリストテレス哲学を下敷きにすることによって、教会と国家を現実界との一連の連続性のうちにあるものとし、以後中世をとおして教会の正当教義とされる。これにより教会が国家・世俗の政治なりに足を踏み入れることになり、教会・聖職者が堕落腐敗していくこととなる。

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