臓器移植法改正、検討へ 小児の脳死移植で自民調査会が方針

(2002年04月24日)

009932002年04月24日夕刊2社会01800222自民党の脳死・生命倫理及び臓器移植調査会(宮崎秀樹会長)は24日、重い心臓病の子どもたちが心臓移植を受けられるようにするため、臓器移植法の改正案を今秋までにまとめる方針を決めた。
超党派でつくる生命倫理研究議員連盟(中山太郎会長)の会合を連休明けにも開いて検討を始める。
現行では15歳未満の子どもが脳死になっても臓器提供はできない。重い心臓病の子どもたちは心臓の大きさの問題から、国内で移植を受けるのが難しく、海外に行くほかないのが現状だ。

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