アメリカ政府から初めて投資を受けて制作されたランド・アート。ロバート・モリス「grand rapids projekt」

(1974年)

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これは風景の中につくられたランドアート作品として初めて、アメリカ政府の投資を受けたものだった。グランドラピッズ市のはずれにある、打ち捨てられた丘の麓と頂上の両方に通路が巡らされた。2本の通路は、丘の側面でx形を成す2本の道路で結ばれており、その交差部分には乗り降り口が設けられた。この先例を受けて、全国芸術基金、共通役務庁や他の州、郡、その他自治体なども、この種のアートを積極的に受け入れるようになっていった。これによって、アーティストの方も公共的機能を持ったサイトに作品をつくることに意欲を燃やし始めた

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