カローラII (COROLLA II)初代 L20系

(1982年)

カローラとスターレットの中間に位置する車である。3ドアと5ドアのハッチバックを使用する。4世代の「カローラII」が存在したが、共通の特徴はL型シャーシにE型エンジンを搭載していた点である。L型シャーシ、E型エンジンがいずれも製造を終了した後、このペットネームを冠したモデルは販売されていない。

ターセル/コルサとは姉妹車であるが、カローラと競合するという理由から、カローラIIのみ、4ドアセダンは設定されていない。

自動車雑誌や整備の現場では、設計が共通な3車の頭文字をまとめ、「タコカニ」(タ・コ・カII)や「カニタコ」と呼ばれていた(雑誌によっては「タコII」と呼ぶところもあった)。

1982年5月 初代デビュー。エンジンは1500cc(3A系)と1300cc(2A系)。最上級グレードである1500SRにはツインキャブ仕様が用意された。マツダ・ファミリアを意識したスタイリングであった。
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