NSXタイプR(エヌエスエックスタイプアール)初代I型 NA1型

(1992年)

ホンダ・NSXタイプR(エヌエスエックスタイプアール)は、本田技研工業の自動車でNSXのスポーツバージョン。 タイプRの原点である。 NSXタイプR(NSX type-R)は俗称で、正しくはNSX-R(エヌエスエックス-アール)である。

1992年11月26日登場。エンジンは標準車と同じV型6気筒 DOHC VTEC 3,000cc C30A型であるが、クランクシャフトの精密バランス取りや、ピストン及びコネクティングロッドの重量管理精度を向上させ、よりレスポンスの向上が図られている。外観も標準車との差は少ない(「タイプR」の定番となる赤色のホンダ・エンブレム、サイドインテークのメッシュ化やエンケイ社製軽量アルミホイール)が、内部は120kgもの軽量化(遮音材や快適装備の削減、バンパー及びドアビームのアルミ化、エンジンメンテナンスリッドのアルミメッシュ化、レカロ社製CFRP製フルバケット電動パワーシート、モモ社製ステアリング、チタン削り出しシフトノブ 等)が行われており、ヨー慣性モーメントの低減や重心高の低下が図られ、サスペンションセッティングもサーキット走行を前提としたピュアスポーツグレードである。3年間の期間限定生産であった為生産台数は少ない。
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