武漢と日本とを直接つなぐ空と海の定期貨物便が相次ぎ開通。

(2020年05月10日)

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10トン近い貨物を積み込んだ
奥凱航空(Okay Airways)の
フライトBK3209が

10日午後、
武漢天河国際空港(Wuhan Tianhe International Airport)から
日本の関西国際空港へと飛び立ち、

武漢と大阪を結ぶ
定期空路が
正式に開始した。

9日には
武漢と日本を結ぶ
コンテナ水上輸送の
定期航路も始まった。

武漢天河空港と
関西国際空港の定期空路は
奥凱航空が輸送を担い、

機体は737-900を使用し
毎週7フライト運行する。

空路で輸送される貨物は
現時点ではマスクなどの
感染症対策物資のほか、

国際ネット通販の日用品や
高精度設備や部品などだ。

同空路は
航空物流の「湖北機場集団航空物流」と
国際ネット通販の「武漢大道衆採科技」の2社が提携し、

この前に
臨時チャーター便を
共同運航したことをベースとして実現した
国際定期航空貨物便だ。

先月8日に
営業を再開した武漢天河空港にとって、
初めて開通した国際定期路線となった。

5月末には、
武漢と東京をつなぐ定期便が
運行開始となる見込みだ。

武漢市の
陽邏港(Yangluo)一期埠頭(ふとう)では
9日の午後5時30分、
貨物船「華航漢亜2号」が

感染症対策物資と
工業産品を積載したコンテナを乗せ
日本へ向け出航した。

ここに至って、
武漢と日本を結ぶ
水上輸送の直行定期船が運行を開始し、

揚子江の中流域から
海外を結ぶ初の国際定期航路となり、

武漢とその周辺の華中地区にとって
新たな対外貿易のルートとなった。

武漢から日本に至る
コンテナによる河川輸送+海上輸送の定期航路は
毎週一本、
往復には14日間かかる。

「華航漢亜1号」と
「華航漢亜2号」の
2隻を運行。

武漢陽邏港を出航すると、
揚子江を経て
直接日本へ向かい、

日本では
神戸、大阪、名古屋の3港に
寄港するとしている。

https://www.afpbb.com/articles/-/3282668?cx_part=top_category&cx_position=1

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