【コッホ研究所】所長「第2波が来ることは確かだ。大多数の科学者は確信している。」
(2020年05月11日)ドイツの専門家によると
コロナウイルスは、
第2波はもちろん、
第3波もありそうだという。
ロバート・コッホ研究所の
ワイラー所長は、
「第2波が来ることは確かだ。
大多数の科学者は確信している」
と語った。
ドイツでは、
各州が
レストラン、ビアガーデン、ホテルの
営業再開に向けて動き出していて、
全国的な規制が
緩和され始めている。
ドイツの研究者によると、
コロナウイルスに対する
十分な免疫が得られる前にやってくる
パンデミックの第2波、
さらには第3波に備えるべきだという。
ドイツの公衆衛生研究所、
ロバート・コッホ研究所の
ローター・ワイラー(Lothar Wieler)所長は、
感染の第2波が来ることを
「確信している」と述べ、
ほとんどの専門家が
彼の見解に同意した
と付け加えた。
イギリスのタイムズ紙によると、
彼は
「これは世界的な流行だ。
世界的な流行では、
人口の60%から70%が感染するまで、
このウイルスは
我々の警戒すべきリストに残る」
と述べたという。
「だから我々は、
第2波があるということを確信している。
大多数の科学者もそうだ。
また、第3波の可能性も想定している」
しかしワイラー所長は、
一日の新規感染者数が
700人から1600人の間に減少したのは
「非常によいニュースだ」
とも述べた。
ドイツ政府は、
コロナウイルスへの対処で
称賛されている。
ドイツ通信社(DPA)の集計によると、
5月6日の時点で
感染者数は16万4000人以上に達し、
死亡者数は6800人を超えた。
また、
感染者数の急激な増加を避けるためには
1未満でなければならない基本再生産数「R0」は、
6日の時点で0.71だったと
ブルームバーグが報じている。
ドイツの複数の州が、
この夏に
レストラン、ビアガーデン、ホテルの
営業を再開することにしているが、
アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は、
ロックダウンの緩和には
慎重になるべきだと警告している。
メルケル首相は
「規律を守ることの重要性に変わりはない」
と述べている。
タイムズ紙によると、
ドイツの16州のうち8州が
企業活動の再開を計画しており、
ザクセン州では
50人を上限に
野外デモを許可するという。
[原文:2nd and 3rd waves of coronavirus deaths are now very likely, according to German researchers]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200510-00000001-binsider-int
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