【磯田一郎】住友銀行の頭取に就任。
(1977年06月)かつて住友銀行には堀田庄三という偉大なカリスマが居た。
しかし約二〇年近くも頭取をやっているとどこかおかしくなるもので、
遂には安宅産業の崩壊を招いてしまう。
このとき、身体を張って危機を未然に防いだのが当時の磯田副頭取だった。
安宅問題を片付け、平和相互銀行を吸収し、
都銀の中にあって収益日本一の座を確立する。
頭取六年半、会長七年、
足かけ一四年にわたって君臨してきたわけだが、
今回権力の絶頂期でつまづいてしまう。(p.145)
http://klibredb.lib.kanagawa-u.ac.jp/dspace/bitstream/10487/1544/1/kana-15-3-0007.pdf
48年副頭取、52年頭取に就任。58年会長。
- このできごとのURL:
コメント