【教皇パウルス3世】トリエント公会議を招集。(宗教改革への対策を協議)
(1545年03月15日)プロテスタント運動の高まりを受けて、
カトリック教会側も改革を実施しました。
1545年、教会の改革とルター派の論破を目的に、
教皇パウルス3世はトリエント公会議を招集しました。
しかし、教会は防御策として、
教会の権威に異を唱え続ける者には、
誰であろうと容赦なく激しい怒りをぶつけました。
トリエント公会議で異端審問所の設置が承認されたことにより、
異端者は見つけ出されて捕らえられ、
最も身の毛がよだつような手法で処刑されるようになりました。
最初の大規模な検閲を行うため、
異端と考えられる本の目録も発行されました。
これらの本を読むことは破門のリスクをおかすことを意味し、
破門は多くの人にとって死ぬよりつらい仕打ちでした。
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