【福井県】知事選で、特養ホームの施設長らが、不在者票で勝手に投票。

(2019年04月07日)

県知事選挙の不在者投票で、
大野市の特別養護老人ホームの施設長ら5人が、
意思表示できない入所者の投票用紙で
勝手に投票したとして逮捕された事件で、
警察は逮捕された施設長の男が
中心的な役割を果たした疑いがあるとみて
20日、施設を家宅捜索するなどして
詳しく調べています。

この事件は、
大野市の特別養護老人ホームなどを運営する
社会福祉法人の理事長で施設長を務める
一乗公博容疑者(86)と職員のあわせて5人が、
4月7日に行われた県知事選挙の不在者投票で、
意思表示ができない70代から90代の入所者の女性5人の投票用紙に、
勝手に候補者の名前を書いて投票したとして、
公職選挙法違反の投票偽造の疑いで、
19日逮捕されたものです。

警察は20日、
大野市の施設などを家宅捜索しました。

警察によりますと、
不在者投票時には
施設関係者以外の外部の人の立ち会いはなく、
不正がないか第三者のチェックはない状況だったということで、
このうち施設長の一乗容疑者は
不在者投票の管理者を務めていて
立会人などを選定する立場だったことなどから、
犯行で中心的な役割を担った疑いがある
とみて調べています。

警察は
施設での不在者投票制度を悪用した犯行とみて
ほかにも不正がなかったかなど
詳しく調べることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20190420/3050001942.html

社会福祉法人 光明寺福祉会

http://www.fuku-koumyouji.jp/index.php/about

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